もしかしたら・・・ドイツ

こんにちは、タニシです。

 

引っ越しも終了し、新学期も始まりました。クラスに行ったら、なんと!元々うちの学科には人が多いんですが、私の学年は編入生も含めて今年は80人くらいになりました。中退した人もいるけど、新しい人も入ってきて多いなぁ。。。ちなみに、アメリカとか日本みたいにシラバスから授業を選ぶスタイルではなく、イギリスの大学(特にアート系はほとんどそうだと思いますが)はもう時間割が決めてあります。なので、授業をいっぺんに80人で受けます(クラス分けとかありません)。だから、一斉にみんながスタジオ(教室)に集まってブリーフィングした時は教室が暑く、かなり蒸してました・・・

 

ちなみに授業以外は、いろんなワークショップ(セラミック、エナメル、リトグラフ、・・・数えきれない)があります。自分で必要だと思ったワークショップは、各自予約するというシステムです。タニシ、3Dは大の苦手なのであまり立体物作りたくないですが、まあ課題でも立体作品要求されているのでしょうがない。妥協!!でも、セラミックは前からやってみたかったからもう予約済みです^^

 

もしかしたら・・・ドイツ

 

さてさて、本題入ります。

みなさん、タニシが来学期で留学が終わるのはご存じですよね。それを大学の先生とかインターナショナルオフィスの人々にも伝えたんですよ。そしたら、思いのほかみんな優しくて…

 

「来年の一年間だけで学位取れるのにもったいない!(イギリスの大学は三年制)」

「日本の大学にも、ヨーロッパの大学に編入もできるよ」

クラウドファンディングとか奨学金はどうかな?」

 

私が勉強を続けられる方法を考えてくれてうれしかったし、ありがたかったです。言い方ひどいけど、思ったよりいい大学でびっくりしました(笑) 大学のチューターは絶対私の顔も名前も覚えてないだろうって思ってたから、名前も覚えていてびっくり(笑)ここまで一生懸命話してくれるとは思いませんでした。しかも、インターナショナルオフィスのスタッフは去年、私の愚痴を(主にカルロのこと)を親身になって聞いてくれていたのでタニシ結構みんなのこと好きでした。そして、かなり単純な私は…

 

「やっぱり学位取れるなら残りたいな・・・」

 

と考え始めました。これには自分でもびっくり・・・。

イギリスに残りたくない、と思っていたのは日本でウダウダ考えて過ぎていたからかな。昨日、久々にイギリスの友達に会ったのですが…

「帰って来るの嫌だって言っていたけど、本当にこっちに戻って来てくれてよかった」

と言ってくれて、タニシもそんな風に思ってくれる子がいたなんて感動でした( ;∀;)

渡英するときの目標の一つに現地の友達作るって言うのが入っていたんですが、それが叶ってうれしかった(もちろん、主な目標は勉強することですが)。

 

話を戻しますが、とにかくタニシは学び続けたいなと思い始めたわけです。

「日本の美大に編入もいいな。」と考えたんですが、タニシが日本の美大に編入するのはかなり難しいと思うのです。それはなぜかと言うと・・・

  1. 日本の私立の美大の学費は私の学校よりも高い場合が多く、東京で一人暮らししたもんなら、イギリス以上のお金が一年でかかる学校もある。
  2. そもそもタニシの画力じゃまず編入試験に通らない(日本の美大生はほぼ美大予備校行ってるからね)。
  3. 私立行きたいけど、公立の方が経済的。しかし、私が行きたい公立大学は編入制度がない。

ってな感じです。情けないっすね(笑)

 それで、いろいろ考えたんですよ。ほかに道はないか・・・。スタッフやチューターが進めてくれた「ヨーロッパのどこかに編入」が一番経済的な選択だと思いました。

 

どこの国がいいかな?ネットで調べまくったんですが、

  • オランダは学費がイギリスよりも安い(例:一年間€7,000)が、あと二年通わなければない(でも英語で授業が受けられる)
  • ドイツなら学費無料の学校もあれば、国公立であれば一学期€300のところもある。編入なので、あと二年大学に通わなければならない(しかもドイツ語)

 

この二つに絞られてきました。・・・皆さんもやっぱりそう思いますよね。

ドイツ、学費ヤスッ!!!

もし一学期€300のところ通ったら、二年間=4学期だから€1,200です!ユーロはだんだん高くなってきているけど、生活費+学費を払わなければいけないイギリスに比べれば、二年間ドイツに通った方がお得ですよね。

 

こりゃ、ドイツ語学んでドイツ行くしかねえよな!選択肢の一つとして、ドイツ編入を今考え始めているところです。足りないお金はクラウドファンディング等始めてみようかと思ってます。ポートフォリオ準備とかドイツ語の勉強等これからはしばらくイバラのみちを歩むかも・・・

 

ちなみに・・・

個人的に、学位取らなくてもイラストレーターとして活動している人たちはたくさんいるので、学位取ることに対しては激しく執着しているわけではないのですが…

タニシはまだ描けてないんです。へたくそでまだ何もできてません。

成長も見れないというか・・・。しかも、タニシの学校のイラスト学科はファインアート的な要素が多いんですよ。実践で役に立たなさそうというか…うーん。

たとえば、今回のモジュールの中の課題はと言うと・・・

「散文を選び、選んだ文を音にし、音を抽象的な作品で表現しなさい。」

哲学っぽいよね・・・。タニシ的には実践的に役立つかがすごく不安なんですよ。

聞いた話によると、ヨーロッパの学校はデザイン性が強い学校が多いので実践に役立ちそう!!

 

ということで、もしかしたら来年皆さんには日本で会えないかも・・・。

でも、イギリスには6月くらいまでいるつもりです。

 

余談です。LINEで友達と話していたのですが、

「やらないで後悔するよりも、やって後悔しよう」

と話していました。可能性があるのに、最初から捨てるなんてもったいないですよね。タニシの友達は転職活動を頑張っているけど、なかなか思うようにいかない状況だったようです。イギリスに戻る前にその子とタニシで遊んだんですが、お互いの空気は重かったです(笑) でも、一生懸命やっているからこそ、私もその子も後悔はしてないのではないでしょうか?うじうじ「あの時あぁだったから今これできない」って考えるのは恐ろしいですよね。たぶんタニシは自分に言い訳していたらずっと「留学できなかったのは~~~」って言い続けてると思う。

 

やれるときに、自分のしたいことやっとこうぜ!

そして、人生の目標「わがままに生きる」を貫徹するのだ!!!

 

一年生の時、課題で作りました。

題して「ちゅ尾す」

f:id:tomoko-sov-nsd:20171002050250g:plain

 

 

次のブログは10月16日の月曜日、夜8時に更新予定です。

 

タニシ