番外編②~ベイカー王国流血事件!~

 

おっす!ちょっと前まで今度住むフラットのTenancy agreementに苦しめられてた

タニシだよ(⌒∇⌒) /

 

自分であれだけ他の方に「契約書読んどけ!」と書いときながら、自分じゃあまり読んでいないという現実・・・ハハハ  タニシはお尻に火がつかないと行動できない人間ですので(;´・ω・)でも、今となっては現実逃避となったブログはちゃんと更新できるよくわからないスキルを持ってます。

 

この前はごめんなさい。このはてなブログって文字制限(?)的なものがあり、入れたい話を全部勢いよく詰め込むと…

「ちょっと入りきらないんですけど!プンスカ!!」

と怒られるので、番外編①は無駄話だけで終わっちゃいました。

今日はすぐ本題入りますよ~

 

ー回想ー

 

あれはそう、
バイトを始めて5回目、初めての夜勤で起きました・・・

初めての夜勤ということで土曜の夜は仮眠程度に寝て、日曜のお昼に寝ようとしてました。

 

だがしかし、これが寝れないんです。

やっぱり外は明るいし、いつもはこんな時間にお昼寝程度にしか寝ませんからね。やっぱり夜勤においての睡眠時間の確保は難しいですね。夜勤で働いてる方の体力って素晴らしいですね。職場の方も(主におばさま方)「夜みたいには寝れない」とおっしゃってる方は多かったですね。若い男の子はあまり関係ないらしいですが、本当か?sensitiveな夜勤boysはちゃんと昼間に寝れてるのか??ま、興味ないけど

 

3-4時間寝たのかな?寝た後は夕ご飯食べて、チャリで工場へGO!

その日は一時間早く仕事が始まりました。工場内の片づけをしてから、コンベアーから流れる米菓の検品を始めてました。それまではいつも通りです。でも、30分くらいした頃かな??

 

だんだん吐き気がしてきました。

 

…そうです。お気づきの方もいらっしゃると思うのですが、コンベアーに酔ってしまったようです。周りは動いていないのに、コンベアーだけ動いている。それを目で追い続けると酔いやすくなるそうです。よく「全体を視野に入れると良い」と言われます。早番では何ともなかったのにね。やっぱり寝不足だったり、調子悪かったり(その時は生理初日でした)すると酔いやすいんですね。そして吐き気は続き、冷やせをかいてきて、徐々に立つのも辛くなってきました。

 

心の中で「あぁ、これヤバイやつかも・・・」

 

 誰か呼んで、横にならなきゃ…

でも、ここは工場です。機械音はガシャガシャ大きいし、ちょっと奥まったところで仕事していたのですぐに人が呼べません。けど、無理して大きな通路に出たのですが、それがダメだった・・・。そのまま目の前が暗くなっていき(貧血状態みたい)、まっすぐ倒れました。意識が一瞬なくなりましたが、何とか立ち上がることができました。そして、やっとの思いで通りかかった人に気持ち悪いことを伝えて、休憩室で横になることができました。そりゃもう…ふらふらしますよね。社員さんが休憩室まで様子を見に来てくださいました。そして、彼はあることに気づきます。

 

「タニシさん、あごから血が出てるけど大丈夫?

 

・・・え?それを言われてからあごを確認すると、言われた通り血が出てました。気持ち悪さが私の中で大半以上占めていたので、傷を負ったことも気づいてませんでした(ギャグじゃないよ)。トイレで傷を洗ってきたのです、沁みて痛かったです・・・。けど一番びっくりしたのは!!!血を洗ってきれいになった肌を見たらきれいにぱっくり切れていて、皮膚層の白くプチプチした脂肪層も見えました。以前、精神病棟に勤めてる看護師さんが執筆した本に、リスカを常習している女の子が皮膚の断面を詳しく説明する件があるんですけど、それを思い出して一瞬怖かったです。

 

帰るまで、休憩室で私は30分くらい休んでたと思っていたのですが、実は2時間くらい横になってたみたいです。そして親に迎えに来てもらい、その日は寝ました。

 

そして、次の日に外科に行ってきました。

 

クリニックのスタッフさんに患部を見られ、そのままベッドへ・・・。

 

結局のところ、患部を5針縫いました。

 

何が痛かったって、麻酔の注射ですよね。負傷してるところに直に注射されたような気がしました。私の気のせい??麻酔が効いた後は、縫ってる部分が動くだけなのでちょっと変な感じ。そして、縫い終わった後の自分を鏡で見ると!黒くて細いナイロンで縫われていたので、あごにひげが生えているようでした(笑)これが気になって気になって仕方がないのです。男の人の気分を少し味わったような気分ですね。

 

今はもう抜糸もしたので、下から私の顎を見上げた時でしか傷はわからないと思います。

 

話は変わりますが、この流血事件で思い出した小説があります。

小川洋子さんの『薬指の標本』です。主人公が工場で働いて、自分の薬指を負傷するところから物語が始まります(もっと知りたい人は、各自でググってくだされ)。個人の感想ですが、透明感がある不思議なこの物語がとても好きです。・・・が、知ってますよ。同じ負傷と言っても私のはかなり間抜けな負傷だし。小説に憧れてもですよ、あの非日常で透き通るようなお話が私を待ってる訳ではないのですよ!!知ってましたよ(なぜか逆ギレ)!!!

 

 

 

追伸:ここまで読んだけど、ベイカー王国って結局なんなの?と思っているそこの

   あなた!あれです、コナン・ドイルではないですよ。探偵のコナン君の住ん

   でる街でもありません。イギリスにかぶれて、ホームズLOVEになったわけで

   もありません

 

   ベイカー  →  ベイカ  →  米菓

 

そうです、米菓王国です。私の知り合いしか読んでないからわかると思うけど、タニシの出身地はたくさん米菓工場あるから米菓王国だよね。それだけ。

 

 

タニシ