ホームシック/つらい思いをされている方へ

お久しぶりです。先月の初めてブログを書いてから一か月もうすぐ経ちます。テヘペロ。いつも三日坊主ですが、タニシ頑張ってます。

 

タイトル通り、ホームシックについて書きます。私は2016年の8月末からきて5か月以上経ちました…時が経つのは早いですね(遠い目)。実は今している留学は初めてではなく、20歳の頃カナダに8か月語学留学したことがあります(日本の大学在学中)。あの頃もやはり4~5か月経った頃にホームシックでした。

 

突然ですが、私の経歴を紹介すると・・・

高校卒業後、東京のとある女子大学に進学。3年生の秋頃に8か月カナダに語学留学しました。卒業後は3年間某鉄道会社に就職。その後、専門学校を経てブリストルの総合大学にいます。高校の時は三年生ちょい前から卒業まで寮。その後、大学と就職で地元を離れているので、10年くらいは親元を離れて生活しています。

 

へ?10年以上も親元離れて、関東で勉強や仕事してきたの?なぜに今、ホームシック?思ってる方、いらっしゃると思います(そう、あなたです)。

 

90%は感情の浮き沈みが激しいからだと思います。

単語一つだと「情緒不安定」ですね。

 

留学しているんだから、しっかりしていかなきゃ!頑張らないと!と気を張っている自分がいます。なので、どうしても友達を作りたいがために、張り付いた笑顔を毎日している。イベントになるべく多く参加する(こっち来る前は飲み会は大嫌いでした)。来たばかりで言葉がわかりにくいから、単語を全部聞き逃すまいと思いながら毎日集中してると疲れが半端ないんですよね。ちなみに、北アメリカ英語を勉強してきたタニシにとっては、今でもブリティッシュ英語とてもきついです。今でも授業中のクラスメートの言ってること(若者言葉)がわからない(”v”)

 

話はそれましたが、精神的に疲れます。なので、だんだん内向的なタニシは慣れないことの繰り返しで、ストレスが火山のマグマのように地底から地上にまで上昇しているのです。心の中のタニシが「キャラ違うじゃん」って言うんですよ。プラス、彼氏との別れ、信頼していた相手の態度の変化等、諸々が重った結果、とことん落ち込みました。勉強しに来たのに、やる気も出ない。英語もわかってない。自分は一人。留学は大金がかかるのに私は今お金の無駄遣いしてる…私はただの肉も固まりじゃないか…かわいくも、きれいでもない…

そう思ったとき、自殺を考え始めました。

たとえるなら、一晩中、自分が井戸の底にいる感じです。真っ暗で何も見えないんです。壁は冷たいし、誰も助けに来なさそうだし。それが3か月弱つづきます(時々泣かない日もあるのですが)。

 

何がそんな惨めに過ごしている私を、マシな状態のタニシに戻したか。

 

・・・それは時間でした。それと、漫画とユーチューブです(笑)

私はお笑いが好きで、よくユーチューブで検索して笑える日は笑っておます。たぶん、好きなお笑いのコンビや話をしたら終わらないので、また次回話をさせてくださいm(_ _)mちなみに、笑点ではキクちゃんが好きです。

 

笑いたくない日もあります。何も考えたくない日が。そのときはひたすらボーっとしているか、漫画を読みます(日本では漫画はあまり読みませんでした)。ちょうど今、私はIllustrationを勉強している(芸術学部的なところにいる)ので、東村アキコ先生の『かくかくしかじか』がお気に入りです。一気に買ってしまいました(汗)東村先生の作品は結構好きで読んでました。あと、マキチヒロ先生の『いつかティファニーで朝食を』を読んています。これも、衝動買いです(涙)『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』も好きです。同じ世代の登場人物と自分を重ね合わせ、これからも頑張らなくては。と思えたり、勉強へのモチベーションを与えてくれるので心の支えになってます。ちなみに、漫画はいつも電子版です。本でもいいのですが(失恋したときは本に救われます)、やはり印刷された文庫本の方が好きです。漫画のインクのにおいはなぜか好きではないので、デジタル版があって救われます。

 

残りの10%は今は自力で生活しているからだと思います。

 

えっ?でも、10年間は一人暮らしだったんじゃないの?

と、あなた思ったんでしょ!

残念ながら違うんです。タニシは完璧な独り暮らしはしたことないのです。。。

高校生の寮→集団生活。部屋のドアはなくカーテンだから、人の気配を感じる。

大学一年生→寮。一人部屋だが、イベントが多いのでみんなに接することが多い。

大学二年~去年まで→姉と二人暮らし。

ちなみにカナダでは(今もそうですが)、大学の寮で院生と二人暮らしでした(一人部屋でバス・トイレ・キッチン共有でした)。

 

タニシは甘々なのですよ、みなさん。今フラットで時々フラットメイトとご飯を食べますが、一か月に1・2回くらいです。それ以外はほぼ一人で食べます。やはり一人で食べるよりも誰かと一緒に食べていたほうがおいしい。姉とけんかをたくさんしましたが、やっぱり二人で食べてるご飯がおいしかったよ。

 

なぜ、「タニシかわいそうでしょ、えへ☆彡アラサーになっても精神年齢は中学生くらいだお(^_-)-☆」みたいな文章を書いてるかというと、今この瞬間ホームシックになっている方に、一人ではない。とお伝えしたかったからです。つらい経験は何のためにしているか。というのでネット検索をかけました。アラサーにもなって自分でも考えられないのか。という話ですが…

 

自分が今辛いのは、他の人が同じ状況でつらいと感じているときに相手の支えの一部となるため。

 

だそうです(そんな感じで書かれていた気がします…)。どこで目にしたかは忘れてしまったのですが…それか母に聞いたのか?忘れましたが。さらに言えば、今このつらい状況は無駄ではないと母から言われました。たしかに、落ち込んでたからこそマンガを読んですべてを忘れよう。とか、夢中になるものを探せた気がします(ってか、勉強に夢中になれという話です)。今は環境が異なる場所にいて、違う視点からものを見ることができ、鬱っぽくなっていた状況も無駄なことではなかったのかな。と感じます。

 

今ホームシックの方へ、

泣いてください。嘆いてください。さぼってもいいと思います。一日中ベッドで寝ていても、ぼーっとしていてもいいと私は思います。でも、生きてください。自分を大切にしてください。毎日大変な思いをされて、つらいと思います。でも、それを堪えているあなたは本当にえらいです。私からは素敵に見えますよ。耐えるしか方法がなかった方もいるでしょう。何も考えたくないかもしれませんね。今は誰も味方してくれないと感じているかもしれません。しかし、上辺のように聞こえるかもしれませんが、少なくとも私はあなたのことが心配です。友達も家族も違う感じがするときあるかもしれません。少なくとも、顔見知りの人(スーパーのレジ、ご近所さん、同僚等)はあなたを見かけなくなって(落ち込んでる顔を見て)、「○○さん、どうしたのかな」と思ってる方は一人くらいいます。

投げ出してもいいと思います。あとで元気になったら収拾つく限り、拾いに行きましょう。このつらさを越えたら、自分の中に新しい視点が生まれているかもしれません。それを発見するために、もう少しがまんしてみませんか?

 

突然ですが、私の大好きなスカラー・アスティンさんが歌うJames and the Giant Peachの"Middle of a Moment"を聴いて海外大学の受験を頑張れました。少し元気になったけど、まだつらい時にちょうど良い曲かと…比較的聞き取りやすい英語で、意味も分かりやすいと思います。歌詞はネットで調べてちょ。(全体的には、今いいことの手前だから、これが終わったらいいことあるよ。って感じの曲です。)


Skylar Astin Singing 'Middle of a Moment'

 

まだ、つらい・まだ何も考えたくないときはミュージカルDear Evan Hansenより、"Waving Through a Window"をおすすめしたいです。ざっくりで言うと、一人で頑張ってるんだけど、誰も気づいてないよ。という内容の曲なはずです。


Dear Evan Hansen: "Waving Through a Window"

 

 長文を読んでくださり、ありがとうございました。

タニシ

4ヶ月http://hatenablog.com/

 イギリス、ブリストルに来てから4か月目に突入してます。早い。なぜ今ブログを書こうと思ったかというと、留学したい方やイギリスに興味がある方のお役に少しでもなれたらいいな、という思いがあったからです。あと、友達や家族に報告ついでに。いつまで続けられるかどうかはわかりませんが、気を長くしてご覧になっていただけるとありがたいです。

 

 ブリストルがどんなところか紹介します。ブリストルはロンドンに比べたら地方都市です。田舎出身のタニシにはそこそこ大きい街です。City Centreは大きいですが、街の小さな商店街をあちらこちらで見かけます。なので、私にはちょうどいい。ロンドンまで電車で2時間かかりません。Primark・Debenhamsのような大手チェーンや、大きなショッピングエリアCabot Circusもあります。今ご紹介したような大きな場所以外にも、個人経営のcafeやtea roomなどあり、シャレオツです。

 

シャレオツで思い出しましたが、ブリストルではアーティスト活動されてる方が多いです。Spike Islandではたくさんのデザイン事務所を見かけたし、アートのイベントやアーティストの作品を置いてる雑貨屋さんやギャラリーが多く、アーティストに優しい街だと感じます。もちろん、ロンドンの方がアーティストの方は多いと思いますが。。。ちなみに、「ひつじのショーン」シリーズや「ウォレスとグルミット」シリーズでおなじみのAardman Studioブリストルにあります。

 

ブリストルの特徴は、とにかくグラフィティが多いことです。かの有名なバンクシーのグラフィティも、特に探してなくても時々見かけます。興味のある方はブリストルミュージアムへ(ブリストル大隣接)GOです。彼の作品があります。そこに行く道のり(Park street)でも彼の作品を見ることができるます。

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Spike Island付近。そこら中にグラフィティ。

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こちらはバンクシーの作品です。

 

バスが毎回遅延、あるいは時刻表から消えるというのも特徴の一つでしょうか。私は今のフラットシェアの物件(日本でいうハウスシェア)から徒歩で大学まで行っています。一方、クラスメートでバスを利用して遅刻する人もいます。出発する場所にもよりますが、朝はひどいです。バスは遅れてくるのは普通ですね。学校が始まる前の二週間の語学コース中はホームステイだったのですが、道が混んでいて15分くらいの道のりが40分くらいかけて登校してたかな。。。

 

ほかにもいろんな特徴がありますが、私的にブリストル好きです。ロンドンは都会すぎてついていけません。時々遊びに行く程度なら問題ないですが。都会が好きだけど住めない。でも田舎はちょっと…という方にはおすすめです。タニシはなぜブリストルだったかというと、大学の授業料と生活費が受験した大学の中で一番安かったからです。それだけの理由ではありませんが、結果的にブリストルにしてタニシは満足です。

 

今日のところはひとまずおしまい。